エレベーターでCMCの最上階につくと、あらビックリ!ガランガランの状態!歩き回ってみても、全てのテナントが退去してて、12階全体に人気もなく、僕一人!
11階も同じ。働く人も誰もいない巨大なフロアに僕一人、ちょっと寂しく怖い感じでした。
でも10階は少し違いました。10階フロアの一部は、やはりテナントが退去してて、殺風景な感じがしていましたが、昔ながらカバン屋、ジュエリー屋、ドレス屋などが30店ほど残っていました。
そして、あ、見たことのある顔が、お店の机に座って何か作業しています。ロサです!こんなに簡単に見つかるとは!
お店の中に入って挨拶しようか迷いましたが、エイっと勇気(?)を出して入りました。
彼女は初め僕が誰か分からない様子、でもすぐ気づいて、ハグ!生き別れて、9年ぶりの再会です!
会話は旦那さんは元気かとか、妹のココは元気かとか、下の娘さん(名前はアメリカ!確かアメリカの市民権を取れたことを記念してつけたらしいです)が婚約したとか、彼女と会話しながら、彼女の家族の記憶が蘇ってきました!
30分ほど喋ったのかな、彼女の家族によろしくと言って、再びハグして別れました。うん、話せてよかった!
そして9階から6階までも、やっぱりテナントのいない廃墟と化していました。
5階は何かと僕にとって思い出のある場所です。一番テナントが多く入っていて、活気のある階で、この階で働くお客さんがよくZenに食べに来てくれました。でもやっぱりこの階も寂しい。
そして、あ、また見た顔が。イタリアの高級ブランドのディスプレイが当時のまま、外から覗く僕に意を介さず、彼も自分の仕事をしています。彼はZenに来てくれていたお客さんでした。
そのまま立ち去ろうかなと思いましたが、いやここはエイっと勇気(?)を出して、鍵の閉まったガラス張りのオフィスをノックしました。
「何かご用ですか?」と僕に気づいていません。それもかなり長い間、僕に気づきませんでした。でもしばらくして、やっと気づいてくれました。
彼は「もうリタイヤしてて、週に3日ほどしかこのオフィスに来ないんだ」と9年前と同じことを言っています(笑)
イタリア人の彼の名はアントニオ、今は息子さんにほぼビジネスを任せていて、彼自身はダウンタウンの新築の2億円のマンションを買って徒歩でここに来ているそうです。
そういえば彼と知り合った10年前は、イタリアのフィレンツェの街を望む高台に3億円の豪邸を所有していました。普段は、ロサンゼルスの個人所有のボートが停まるマリーナデルレイに住んでいました。
それから、ロサンゼルスとサンディエゴの間にあるラグナビーチに引っ越して、2時間半かけてオープンカーのベンツでロサンゼルのオフィスに通ってたり。
ちなみにこのラグナビーチあたりをドライブするのは超おすすめですよ!カリフォルニアの太陽と、西海岸の海を眺めながらのドライブは、最高な開放感に包まれます!
若き天才を見ました!
最近、本当に何かとお世話になっている織田さんの飲み会に出席しました。本来は表現者の集団として、絵や字を描く(?)アーティストの人たちが集まるようです。
アーティストではないけど興味がある僕は、織田さんに参加してもいいか聞くと、快くOKしてもらい参加できました。
全ての人とは話せなかったけど、みんないい人。初参加ながら、打ち解けて楽しませてもらいました!
そして、そんなアーティストたちに紛れて、若き才能も目撃しました!名前は笙くん!