やっぱりいろんな人が住んでるアメリカ!僕が見た日本では考えられない普通じゃない人たち!(4)

家に着くと、シャロットが本当に暖かく迎えてくれた。

 

そもそもどうして、ここ来ることになったのか。

 

それは、シャロットとトレスがロサンゼルスを訪れている折に、たまたま立ち寄った寿司屋に僕が働いていただけ。

 

なぜか初対面で妙に僕の事を気に入ってくれて、しきりにニューメキシコに遊びに来るように誘ってくる。

 

Independence Day(7月4日のアメリカ独立記念日)ということで、アメリカ各地に散らばっている地元の友人がニューメキシコに戻ってくるらしい。それに僕も混ざったらいいと。

 

部屋も用意するし、周辺も案内するし、3日間位は泊まるつもりでということだった。

 

あまりにも親切すぎるので、一瞬何かされるのかと疑ったが、アメリカに本当に駆け引きなしの親切な人がいることを、経験で知っていたので、行くことにしたのだ。

 

そして、前回書いたように、世界一大きなピーカン畑の領主の一人のトレスが、わざわざ僕一人のために、1時間以上かけて空港まで迎えにきてくれた。

 

そして、1時間以上かけてピーカン畑に囲まれた彼らの家に向かい、シャロットが暖かく迎え入れてくれた。

 

ここでシャロットの親戚の20歳前後のブライアンと出会った。彼は数ヶ月後に日本に3ヶ月間の語学留学をするという。

 

夕飯は、シャロットのお父さんがデザインと設計をしたメキシコ料理屋でご馳走になった。長年地元の人に愛されているお店のようで、60席以上はあるであろうお店は、満席で賑わっている。

 

翌日の朝は、放し飼いにしている鶏の産みたての卵で、トレスが朝食を作ってくれた。目玉焼きとトースト、格別に美味しかった!

 

ちなみに僕の部屋は、彼らの住む家から離れた、シャワールームもトイレも完備された広々とした2階建てのゲストハウス。

 

一階はブライアンが使っていて、僕は二階の部屋で、入り口は別々になっていた。冷蔵庫にはソフトドリンクもアルコール飲料も満タンに入っていて、おつまみ類もしっかり用意されていた。

 

なんというVIP待遇なんだろう?少し不思議な気持ちでもあった。

 

ただ、ニューメキシコの夏はたまらなかった。ラスベガスと同じく、街を少し離れると周り一帯は砂漠である。灼熱の太陽が降り注ぎ、空気に含まれる湿気もない、あのサボテンの暑さである。

 

『コスタリカの奇跡』の上映会!

 

コスタリカのことはよく知らない。ただ映画の案内をみると、1948年に軍隊は撤廃され、現在教育費や医療費は無料で、完全な福祉国家らしい。

 

主催者は最近知り合った人で、コスタリカに住んでいたこともあり、今回の自主上映を決めたそうだ。

 

そんな経緯を聞いたので、ますます興味が湧いた。久しぶりの映画鑑賞だし、今から楽しみだ!

www.cinemo.info

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