2016年6月 7年半ぶりにロサンゼルスへ一時帰国! 17 リカルドと出会って奇跡が起きた!(2)

ZenとUrasawaで面接を受ける前は、ハワイアンバーベキューのファーストフードのお店で働いていました。このファーストフードのお店で働いたのは、英語だけしか喋れない環境に自分の身を置きたかったからです。短期間で寿司の技術の上達は実感していたけど、英語は全然上達していなかったからです。

 

約1年間、地元の大学生達に紛れて、このファーストフードのお店で働きました。英語の上達は?残念ながら、はっきりと上達した実感はなかったです。もしかして、年を取ってから語学を習得するのは、とてもハードルが高いものなのかもしれません。ちなみにこの時、僕は29歳でした。他国の言葉を習得するのは、できるだけ早い方がいいと思います!

 

ファーストフードの次の職場でやりたかったことは、接客でした。寿司職人としては、魚を捌いたり、シャリ炊きなどの仕込みは、(技術を身に付ける為、ものすごい数のお店を転々としていたので)大体はできるようになっていたし、色んなデザートも作れるようになっていたので、あとは接客を上手くできるようになって、自分のお客さんを作っていこうと狙っていたのです。

 

そう思うようになったきっかけは、ある時、アメリカで独立したオーナー寿司職人に、「雇われている時に、自分のお客さんをたくさん作って、お店を盛り上げれるような職人じゃないと、独立しても失敗する」と言われたからです。

 

そんな職探しをしている時に、(日刊サンというロサンゼルスのフリーペーパーがあります)求人募集欄に、ちょうどZenとUrasawaが載ってたいたので、早速、電話をかけてみました。

 

両店とも面接の日が決まり、Zenの面接の日が先になりました。オーナーは韓国の人で、職人ではなく、日本人の職人にお店の切り盛りを任せる形になっていました。

 

返事は後日に、でもマネージャーは、「もし採用したらどんどん仕事を任せていくから」と、もったいぶらず経験を積ませてくれる、僕好みのお店なのがわかりました。新規開店のお店だし、念願だった積極的に接客もできそうだと、採用の連絡を心待ちにしました。

 

その数日後にUrasawaでの面接でした。電話で「まだ下手くそですが、魚は一通りさばけます」と浦澤さん本人に説明し、面接の時間を決めました。

 

場所はビバリーヒルズの、あの有名な高級ブランド通りのロデオドライブの建物の2階にありました。

 

 

 2018年のお正月!

お正月は、家族で集まりました!お昼は、おせち料理や母の手ずくり料理。夜は、もしかして何十年ぶりかの、すき焼き!久しぶりに顔を合わせて、美味しいものを食べて、お酒を飲んで、ビンゴゲームして、幸せを実感しました!

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