2016年6月 7年半ぶりにロサンゼルスへ一時帰国! 15 リカルドのオフィスで

夕方に再びリカルドの家に戻りました!リタの手作りの晩御飯、白身魚の野菜スープは格別に美味しかった!もちろんこの日も、リカルドとワインを飲みました。

 

次の日は月曜日で、リタイヤしているとはいえ、リカルドはダウンタウンのファッションエリアにある、自分のオフィスに、通います。ただ、いつもは、娘さんの旦那さんのディエゴが運転する車に乗り、オフィスに行くのですが、ディエゴはその週にサンフランシスコに行かなければならないらしく、その週は、リカルドの世話をできる介護の資格を持った人を、運転手として雇い、オフィスに行くとのことでした。

 

そのリカルドのオフィスには、僕が寿司職人として、現役の頃に創った陶芸のお皿、段ボール2個分を、保管してもらっていました。そして、そのリカルドのオフィスのビルが、近々改装工事をするから、陶芸のお皿の入った段ボールは移動しておいた方がいいと、言われました。

 

それを言われた時、僕は正直、次の保管場所に困りました。ジャッキーも今、家を探しているから、いつ引越しするかわからないし、ルイースの家にも大きな倉庫があったけど、頼むのには気がひけるなと、思いました。

 

まーとりあえず、後で考えよう、もしいいアイデアが浮かばなかったら、残念だけど処分しようと思いました。

 

そして、月曜日の朝8時、介護士のマイケルが迎えにくる時間です。僕とリタがリカルドと一緒に、エレベーターで3階から、地下の駐車場へ向かいます。リカルドは、少しは歩行できるとはいえ、まっすぐ立つことには困難を伴うようで、エレベーターの壁にもたれかかり、ほんの少しの移動だけでも、大変そうでした。

 

しばらくしてすぐ、介護士のマイケルが現れ、リカルドのレクサスを運転し、僕はその後をついてダウンタウンに向かいました。

 

久しぶりのリカルドのオフィス!中学校の体育館の半分くらいの大きさがあります!今はディエゴと一緒にオフィスで働いていますが、昔はそこで、リカルドがたった一人で働いていました。職種は、コンピュターの何かが本業らしいですが、正直、詳しいことは未だに知りません(笑)

 

早速、僕の陶芸のお皿の入った段ボールを見つけました。箱を開け、数枚取り出してみると、全く変わることのない、僕の現役時代のお皿が!

 

アメリカにいた自分、日本にいる今の自分、いいお客さんがつき始めていた好循環の寿司職人時代、全然お客さんが増えそうにないフォーのお店の店主の今、昔から変わらないそのままのお皿が、昔の良き思い出を蘇らせ、なんともいえない気持ちになりました。

 

その後、お皿の入った段ボールを車に積み、車は駐車場に駐車したまま、昔の職場(永住権を申請してもらったお店)があるCMC(カリフォルニア・マーケットセンター)に、歩いて行きました。

 

 

 2017年の年末の今日、今年1年を振り返ってみると!

今年の2月にお店を閉店しました。しばらく、自分が敗者の代表みたい、よく来てくれてた人に申し訳ない、なんでもっと応援してくれなかったの、とにかく誰にも会いたくなくて、引きこもっていました。それが、今の年越しを前にして、来年はすごくいい年になる予感がしています!自分で自分の時間を配分できて、たくさん本を読めたし、素敵な人達とも出会えました!朝は、日が出る前に起きて、気分良く1日がスタート出来ます!寝る前に、今日一日いい日だったと思って寝る日が増えてきてます!うんやっぱり、来年いい年になる!

 

こんな家に住みたいなー。

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