ちょっと忘れたくないので、ジャッキーのお父さんの話です。
久しぶりに再会して、ジャッキーとどんな話をしたかというと、僕はお店の経営があまりうまくいっていない事、それに対して、アメリカに残った寿司の同僚は年収1千万円プレイヤーになってたり、ドーナッツのお店を1億円ビジネスに発展させてて、彼ら彼女らの活躍が嬉しいみたいなことを話しました。
ジャッキーは、どういう経緯でキースと出会ったのか、お父さんが具合が悪くて介護施設に入っているとか、お父さんの不動産ビジネスを引き継いで経営しているという話でした。
特にお父さんには、とても手を焼いているようで、介護施設の介護員の一人と肌が合わないみたいで、その彼に不平を言うのが止まらないらしいです。
僕も以前、このお父さんに会ったことがあって、話をしたことがあります。強烈なキャラだったので、忘れられません。映画監督のマーティン・スコセッシを思わせるような、ちょっとひねくれた角度で議論を楽しむ人でした。
ある時、「しげ、日本食だったら牛肉の天ぷらとかメニューに入れてみたらどうだ?肉屋に行けば、はし切れの肉とかタダでもらえたりできるからいいだろう?」僕は、お世辞で、褒めるように合わせるように「それはいいアイデアですね!」と返したら、「そんなことではダメだ!自分の信念を持った料理を出さないと!」と、ややこしくなってしまったのを覚えています。
もし僕が「牛の天ぷらなんて、アメリカでは受けるかもしれないけど、僕は真っ当な物を出したいので、そんなことはしません!」とか答えると、お父さんは喜んでまた反論して議論を愉しむ人なのです。
実はこのお父さんも、若い頃飲食店の経営から身を起こした人でした。生まれはアメリカだったかは忘れてしまいましたが、ロシアからのユダヤ移民です。そういえばリカルドもアルゼンチン生まれだけど、ルートはロシア系で、苗字はロシアの名前のまま。
そしてジャッキーは僕に愚痴るように、お父さんの振る舞いを僕に語ります。驚いたのは、何を血迷ったのかお父さんが、自分の会社のマネージャーの給料を減額すると言い出した時の話です。
「今まで年間800,000ドルの給料を払っていたのに、急に100,000ドルに減らすって言うのよー」とジャッキー。
え、800,000ドルの給料って、日本円(当時102円位?)に直したら、マネージャーの給料って年間約8千万円!あのお父さん、飲食店からどこまで不動産で成功したんだ!
ジャッキーはおかしなことを言うお父さんのことを、僕に伝えたかったのでしょうが、僕はそれよりも、お父さんの軌跡に驚きました!
妹夫婦が田舎暮らしを始めます!
僕も一泊して来ました!朝日が目の前に昇り、まだ気温が上がらない中、太陽の温もりが最高に気持ち良かったです!来週は健康管理士の試験で、しっかりリフレッシュできました!さーがんばろー!