2016年6月 7年半ぶりにロサンゼルスへ一時帰国! 22 リカルドと出会って奇跡が起きた!(7)

リカルドと親交がかなり深くなった、2007年の8月の下旬のことです。

 

リカルドが「白トリュフを仕入れるから」と急に言いだしました!そして「ロサンゼルスの和食のお店で、使ってもらいたいんだけど、候補はどこか」ということになりました。

 

僕の答えは「Matsuhisaは黒トリュフを料理に使っているから、もしかして興味を示すかも」と答えると、「Urawawaはどうかな?」と、なぜかUrasawaで使ってもらいたい感じ。

 

で、「じゃUrasawaに食べに行こう!」とリカルド。「えー、まじで!」とビビる僕。

 

ということで、Urasawaに行きました!内心2年半前の面接のこと覚えてるかな?と心配になりながら、緊張して席につきました。でも今回僕はお客さんです。よかった!(僕のことなど忘れていたようで)お客さんとして、丁寧に接してくれました!

 

リカルドは、すでに何度かUrasawaに電話して、浦澤さんに白トリュフを売り込もうとしたみたいですが、ダメだったみたいです。なので今回は、僕が日本語で売り込む役です。この時僕はまだ、白トリュフって見たこともなかったんですけどね、、

 

正直、どういう風に僕が切り出したか忘れましたけど「白トリュフって使われたことあります?」っていう感じだったのかも。答えは、「うちはそいうのは使わないです!和食一本でやりたいので」ということでした。

 

「えーそんなん言ったってコースにフォアグラ使ってたしー」と思いつつ(リカルドも)、ここは黙って玉砕を受け入れました。

 

いつもリカルドは、ワイン持参です!今回は、お店を尊重して、はじめに高めの冷酒を注文しましたが、リカルドはどうも我慢できないみたいで、冷酒を飲み終わると、持参のワインを出しました!

 

浦澤さんも、慣れているようで、すぐワイングラスとデキャンタ(ワインを空気に触れさせて、香りと味を引き立たせる容器)を出す指示を出してくれました。聞くと浦澤さんも相当のワイン好きだそうです。

 

ワイングラスは浦澤さんにも、横の板前さんにもお願いして、リカルドは持参のワインを注ぎ、シェアします。彼は外食する時は必ずワインを数本持参し、近くにいる人とシェアします。いつものことです。

 

コースの後半は、とても和んだ感じで、進みました。最後に、浦澤さんはA5ランクの神戸牛の塊の肉を、大き目のステーキサイズに切って、「これでリカルドに何か作ってあげて下さい」と僕にくれました。

 

 

やっぱり大きなキッチンに憧れます!

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やっぱり、元料理人のはしくれ、大きくて料理がしやすそうなキッチンを見ると、ウズウズします!写真は、イタリアのお家で、不動産のサイトで売りに出てました!こんなところで、家族や、気心のしれた友人たちと、ゆるーい時間を過ごしたいなー。

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