死ぬ前にどんなことを思って死にたいか考えてみたら、こんなんだった!

「わしの人生ホンマ幸せやった!」、まだ意識がありながら、薬とかの影響でちょっとおかしなことも言う、祖父が亡くなる数日前の言葉です。

 

祖父は、尊厳死協会という、「末期ガンなど、どんな医療行為や治療を受けても回復の見込みがない場合、延命治療を断りつつも、できる限り痛みをなくす措置を望み、安らかに死んでいきたい」と意思表示をする協会に入っており、最後自宅での介護を受けて亡くなりました。

 

そんな祖父の言葉を、隣の部屋にいた祖母に伝えたところ「あったりまえやん!さんざん遊んどいて!」と突っぱねた回答が返ってきましたが、やっぱり人生の伴侶の言葉とあって、嬉しかったようです。

 

その4年後、「私の人生こんないいようになるとは夢にも思わんかったわ」というのが最後の口癖で、祖母も亡くなりました。二人とも80歳を超えていました。

 

二人とも税務署で働いていた公務員でした。その後、祖父が誰かからの接待を受け、賄賂を受けたと罪に問われ、刑務所に入りました。祖父が出所してからも、しばらくは路頭を迷うような生活だったそうです。

 

僕が物心ついた頃には、祖父の休みの日はゴルフ、祖母は国内旅行をエンジョイし、二人で始めた商売は順調のようで、過去二人に大変な時期があったなんて、感じませんでしたが、、、

 

そんな二人に影響を受けてか、僕も、最後の時が来たら「わしの人生幸せやった!」と言いたいです。

  

挑戦したいことがあったらとりあえずやってみる、訪れたいところはいつか行くぞと、時間のかかることはコツコツと続け、大切な人や応援したい人には言葉か行動で示し、楽しくて素敵な人と出会い、前向きな本当の自分の心を大切にし、体のメンテナンスに気を配りつつ、と今はこんなことを心がけています。

 

 

20年来の夢だった、サクラダファミリアへ!(2017年1月下旬)

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 マドリードから2時間半かけて、友人に会いに向かう途中の景色!

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スペインの個人宅で、家庭料理とワイン、そしてスペインの女性たちとの時間!

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